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未明

「未明」

​introduction

「…いつになったら…朝になるの」
「…ぼくらは、 いつまでも夢を見てるんだ この明けない夜の中で」
薄暗いぼんやりとした光の中、
ぼくらの毎日は
なんの不自由もなく進んでいく

虚無の空気が間に挟まって
誰にも近づけない
誰ともつながらない

ただ
なんとなく
ぼくらは お互いを知ることもなく
この街に 一緒にいたんだ

無題 - 2022年3月25日 12.02_edited.png

カラス

【 登場人物 】

カラスとフクロウの少年は、なんとなく友達のような距離感でいますが、お互いを友達だと思っていません。友達が何かを知りません。


カラスの少年は快活で感情的ですが、その分世間に対して反抗的。みんなと同じ行動が取れません。

フクロウの少年は、あらゆることに無関心、無感情ですが、何か現状を変えたい、とぼんやりと願っています。しかし何をしたら良いのかがわかりません。

 

二人は、誰ともうまくいかないので、なんとなく一緒にいます。時々は一緒に遊んで、楽しい気分になったり、ぼんやりと時間を過ごします。

 

無題 - 2022年3月25日 12.02_edited.png

フクロウ

二人に共通している背景は「孤独」であること。

家族関係は希薄で、もしかしたらいないのかもしれませんし、家族は仕事に忙しくて相手にされていないのかもしれません。

不自由なく暮らしているように見えますが、フクロウの少年はいつでも半袖ですし、家と食事はあるようですが心の居場所があるのかわかりません。

【コンセプト】


2018年の個展「未明」で発表されたカラスとフクロウの少年は、個展以後、その原画とともに眠りについていましたが、多くの方とこの二人の少年の物語を共有したいと思い、NFT作品として発表することに決めました。


小説に絵をつける、という順序が一般的ですが、このプロジェクトは逆に、絵から想像される物語を紡ぎ、詩や文章にまとめるという方法で、お話を作ることを得意とする方と共同作品を作ってみたい、という思いから始まりました。

スクリーンショット 2022-11-18 14.46.31.png
ZINEモック.jpg

【プロジェクト】

*作品数は20場面各1点。

*1場面ごとに短い物語を添えてまとめ、1冊のZINE(自主制作本)作品として発表することを目標にしています。

購入した作品の場面に合わせた短編小説の創作参加権が付与されます
不参加でもOK
  ∟ オーナーが希望する方に譲ることもできます。
  ∟ 私(katappo)が代わりに創作することもできます。

*1次流通の作品の所有者でご希望の方には原画をプレゼントします。

01

NFT作品を販売
knownoriginを改めfoundationを予定。原画譲渡。
ZINE制作は制作応援チケットを販売。別途参加クリエイターを募集。

02

ZINE制作は制作応援チケットの購入者と、募集したクリエイターとともにディスコードにてやりとりをします。詳細はDMなどでご連絡します。

03

10点のイラストを振り分け、担当の1つの絵から物語、または詩・短歌などを創作します。
 

04

ZINEの制作は全ての作品が完売し、文章が出来上がるまで時間がかかりますので、ご了承ください。下巻についての目標は2025年初旬に完成させる予定です。

2024年11月修正・追記

ファイル_000.png

原画について

原画はA4サイズ

太子サイズ(378×287mm)の額入り

額は桜の木を使用した

1点づつ職人が手作りしたものです

​マット付

​(送料別途)

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